この記事ではカヤックフィッシングで使える
超優秀な万能ロッドについてご紹介します。
カヤックフィッシングをこれから始める方には特におすすめします。
カヤックフィッシングをしていると当日持っていくロッドの選定悩みますよねw
陸っぱりでの釣りなら好きなだけロッドを準備すればいいですが、
カヤックは海上に出てしまうと岸まで戻るのがめんどくさい。
- その日のベイト(エサとなる小魚の群れ)の状況に合わせて仕掛けを変えたい
- カヤックにロッドをたくさん載せたくない
- 何本もロッドを買う予算がない
- 釣果はもちろん楽しめるロッドじゃないと嫌だ
- カヤックフィッシングを始める最初のロッドを悩んでいる方
こんな悩みを解消するのがカンピが見つけた
カヤックフィッシング万能ロッドです!
この一本でジギング・タイラバ・一つテンヤ・ティップラン・カワハギなど
かなり満足して楽しめる最強の竿です!!
声を大にして言っておきます。
鯛ラバ専用ロッドは必要ない!!
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カヤックフィッシング万能ロッドはこれだ!
シマノオシアジガーLJ B62-1/FS
ラインMAX1.5号、40~130gのジグに適応し、滑らかなジグアクションを得意とするモデル。ハイパワーXフルソリッドのブランクスがバネのごとく粘り、リーリングジャークからワンピッチまで幅広く対応。
引用:シマノ
近年流行のライトジギング専用のフルソリッドロッドです。
スペック表
全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 適合ジグウェイト(g) | 適合PE(号) | 本体価格(円) |
1.88 | 1 | 188.2 | 125 | 1.7 | 40〜130 | MAX 1.5 | 49,000 |
ブランク部分の画像
かなり細いのですが、抜群のハリがあり大物とのやりとりも平気です。
ティップ画像
当然ですが、かなり細いです。フルソリッドだから実現できる先径です。
カヤックで使わなくなったロッドたち
万能ロッドの発見により、カヤックフィッシングでは全く使わなくなってしまったロッドを紹介します。
それぞれそんなに安くないロッドなのですが、正直出番を失いました。
カンピのYouTubeを見てもらうと分かりますが、マジで出番ありません。
持っていくとしたらボートで釣りをする時ぐらいです。
参考
・KF-GOLGO (カヤックフィッシングの為に作られたロッド)
・炎月 (シマノの鯛ラバ用ロッド 柔らかめ)
・紅牙 (ダイワの鯛ラバ用ロッド バットしっかり)
・ソルティガLJ (スピニング ライトジギングロッド)
特にKF-GOLGO。
カヤックフィッシングではたくさんの魚を釣らせてくれました。
カヤックフィッシング入門ロッドとしては素晴らしい竿です。
90cm越えの真鯛も2匹釣ったり
とても愛着があるのです
が、
ジグウェイトが100gまでしか対応していないから
少し物足りないんです。
ジギング用のメタルジグって110gとか120gとか
100gを越えてくる辺りのラインナップが豊富なので釣りのバリエーションが広がらない。
売って新しい出会いの資金にする日が近いかなw
使わなくなった釣具があれば査定だけでもおもしろいですよ。
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なぜこのロッドがおすすめなのか?
ポイントは3つです。
ポイント
とにかく軽い! 自重125g
フルソリッドが実現させたロッドの細さと軽さ。
ロッドが軽いメリットは パドリングで疲れた腕への負担を軽減してくれる事。
太くて重いロッドでのジギングはとても大変ですが、細くて軽いオシアジガーLJは
とっても助かります。
ポイント
ちょうどいい適合ウェイト 40g〜130g
カヤックで使うエリアのメインウェイトを占めている事。
出撃海域の特徴 カンピは主に瀬戸内海や宇和海の愛媛県沿岸に出没していて
水深は約10m〜80mぐらいの海域になります。
基本的に仕掛けの重さは 水深=グラム ですので普段使う鉛の重さが
収まってくれています。
ポイント とにかくブチ曲がりのファイトが楽しい!!
元々ジギング用なのでフルソリッドで良く曲がるのですが
ブランクがしっかりしていて不意の大物でも容易
もう1度言います。ブチ曲がりのファイトが楽しいんです!!
仕掛け毎の感想と釣果
カンピが各仕掛けで遊んでみた感想です。
タイラバ
専用ロッドはもういらない!?
使用するウェイトは45g〜80g
仕掛けをガブガブする前アタリもかなり繊細に手元に伝わります。
魚を掛けるまでは、ティップ(竿先)もしっかり曲がってくれますので違和感なく口を使ってくる印象
掛けてからのおサカナとのファイト時にもロッド全体が気持ちよく曲がります。
この柔軟な曲がりが、おサカナの抵抗を和らげてくれる為
針のかかりが甘いやりとりでも
極端にバラしが減りました。
鯛ラバロッドとしてのポテンシャルは最高です。
参考動画
ジギング(ライトジギング)
使用しているジグウェイトは60g〜150g
記載上は130gが上限となっていますが、それ以上のウェイトでも難なく操作出来ています。
オシアジガーLJはフルソリッドロッドの為、誘いはリトリーブ(ただ巻き)か
スロー気味のワンピッチ・ツーピッチジャークでの誘いがメインになります。
専用ロッドなのでジギングが全く問題ないのは当然ですが、
柔らかすぎるロッドだとおサカナとファイトしている時に
曲がりすぎてなかなかおサカナが浮いて来ないので
すごくしんどい思いをします。
しかし、オシアジガーLJはブランクがしっかりしているので
大物でも楽に浮かせてこれます。
ウロコ付けはボートでの釣果になりますが、70cm越えの真鯛も楽勝でした。
カヤックフィッシングの最初は負担が少なく数釣りが出来る
スーパーライトジギングがおすすめ
参考動画
ティップラン
ティップランでアオリイカを狙う場合、エギの動きと感度が釣果を左右します。
ティップラン特有の竿先がプリっと戻るアタリもしっかりでます。
カヤックの流れが早い場合もイカが抱いてくる違和感をビンビンにキャッチしてくれます。
シャクリについてはフルソリッドの曲がりがエギを効果的に跳ね上げてくれているので
しっかりイカにアピールできます。
ティップラン専用ロッドで試した事がないので比較出来ないのですが、釣果を観て頂ければ
ティップラン用に代用させても問題ない事が分かって頂けると思います。
参考動画
カワハギ(餌)
カワハギ釣りはティップランよりもさらに感度が釣果に影響を与えます。
海の忍者と言われるほどに本当にアタリが繊細です。
活性の高い時はいいのですが、彼らがニンジャモードに突入した時は
全く手に負えませんw
知らん間に餌だけなくなるのは当たり前(笑)
しかし、このカワハギ釣りも
カワハギ釣り経験者 VS 初体験カンピでしたが、
同等の釣果で結果を残せました。
オシアジガーLJの感度はバツグンです!
参考動画
動画視聴者さんからのご質問
質問
そのフルソリッドロッドで45~80gをキャストできますでしょうか?60gまではフルキャストしたいのですが
回答
80gメタルジグをフルキャストしてみました。バックスイングの時点でロッドがかなりシナってしまい、正直キャスティングには不向きです。優しくキャスティングして飛距離的には25mほどですね。
合わせたいリール
こちらも動画視聴者さんから質問をいただきました。
リールはオシアコンクエストPGよりもHGの方がいいですか?
はい!おすすめはオシアコンクエスト201HGです。
巻き取り量の違いが、ジギングのアクション時にかなり影響します。
201HGのハンドル1回転の巻き取り量 78cm
201PGのハンドル1回転の巻き取り量 60cm
自分のクセもあると思いますが、ジギングでジャークをしている時に
PGだとロッドにラインが絡むトラブルが頻発しました。
この18cmの差はデカいです。
なるべくオシアジガーLJにはジギング用に少し巻き取り量が多いめのリールをおすすめします。
(201HG 左巻き ・ 200HG 右巻き) ジギングが多くなる方は300シリーズでもいいと思います。
オシアジガーLJシリーズまとめ
カンピはオシアジガーLJ フルソリッドシリーズは新商品も追加されています。
大きく分けてベイト用とスピニング用が販売されているのですが、
カヤックフィッシングとなると腕への負担を考慮してベイト用をおすすめします。
いわゆるトルクがベイトリールの方が強いので釣りが楽になりますし、
鯛ラバが底に着いた際の巻き取りへの切り替えが容易です。
ベイトモデルのフルソリッドロッドは0番〜2番までのラインナップです。
ご自身の海域に合わせてチョイスしてみて下さい。
きっとたくさんの方に満足していただけるロッドだと思いますよ♪
オシアジガーLJ フルソリッドシリーズ
品番 | 全長(m) | 自重(g) | 先径(mm) | 適合ジグウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | 本体価格(円) |
B65-0/FS | 1.96 | 127 | 1.5 | 30~100 | MAX1.2 | 49,000 |
B62-1/FS | 1.88 | 125 | 1.7 | 40~130 | MAX1.5 | 49,000 |
B62-2/FS | 1.88 | 130 | 1.7 | 50~160 | MAX2 | 49,500 |
参照サイト シマノサイト