シーアンカーってなんぞや？
という初心者向けの記事ですので玄人の方はご遠慮願いますw
この度
スポーツパルにちょうどいいサイズのシーアンカー（パラシュートアンカー）
を新調しました。
スポーツパルについてはこちら
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さて、雪が全国的に猛威を振るう今日この頃。
冬になるとやってくる北風ピープーの影響で
強風の日がどうしても増えますよね。
なかなか釣りに出られる機会が少ないのに
朝、風が無くて「ヤッタ〜」って出艇しても
突然強風が吹き出すなんて
ざらにあります。
そうなってくると、ティップランや一つテンヤなど
比較的軽い仕掛けで釣りをしてると
そもそも釣りが成立しません。
しかし！
そんな時に活躍するのがシーアンカー
もちろんカヤックフィッシングでもシーアンカーは
活躍していました。
使っていたのはモンベルのやつ。
スポーツパルでも使ってみたのですが、
小さすぎてあまり機能しなかったので
今回買い直してみました。
実際に速度を計測してどれぐらい効果があるか
確認してみました。
シーアンカーの役割
シーアンカー。
まぁパラシュートアンカーなんですけど、
アンカーにもたくさんの種類があります。
海底の岩礁に引っ掛けて使うようなアンカーや
砂地で砂を乗せて、その重さで艇を固定させる
マッシュルームアンカーなど。
その釣り場、その釣り方に特化したアンカーがありますが、
目的は全て流されすぎない様にする為。
そして最も出番が多いのがパラシュートアンカーです。
なぜパラシュートアンカーなのか？
なぜパラシュートアンカーが一番出番が多いのか。
上記で挙げた２種類のアンカーはボートから海底まで
落とす必要があるので、
とても長いロープが必要！
という事は、
ポイント移動する時などの回収が大変。
さらには
ボートの上にロープを保管するスペースがいる。
また、
アンカー自体が非常に重い。
こういった理由からあまり多投する機会がないのです。
ところがどっこい
短いロープで済むパラシュートアンカーは
こういったストレスがとても少ないので
気軽に使用できるのでーす！
パラシュートアンカーでの釣りもの
すなわちパラシュートアンカーを使う事で、
・狙いのポイントをゆっくり攻められる。
・仕掛けの着底が分かりやすくなる。
・ガソリンの節約・体力の節約になる。
なので、ドテラ流しが有効な釣りとなります。
したがって、
タイラバ・ジギング・ティップラン・トップウォーター・一つテンヤ・落とし込み
などが挙げられますね。
固定式アンカーを使う場面
逆にパラシュートアンカーでは役に立たない釣りが
撒き餌釣り・カワハギ釣りなど
要は、狙いのポイントで魚を寄せる。
もしくはそこに居着いている魚を狙う場合。
カワハギなどかなりアタリが繊細な釣りなどは
パラシュートアンカーでは役不足となります。
あくまでカンピの釣り方による知見ですので
例外はたくさんあると思いますが・・・。w
シーアンカーの効き目は？
さて、そのシーアンカーを使用した際の効果です。
この日は最大で7mほどの風速予報。
あ、
強風来たな。
というタイミングを見計らって
魚探の速度計で確認してみました。
シーアンカーなし
・時速1.5km/h~1.9km/h
シーアンカーあり
・時速0.5km/h~0.9km/h
約3分の1〜半分ぐらいの速度に低下している事が分かりました。
※潮の流れる向きや実際の風速が分からないのであくまでこの時の数値です。
シーアンカーを取り付ける位置
今回購入したパラシュートアンカーがこちら
回収ラクラク ロープ&ブイ付 ～２０ft対応シーアンカー８０×７０cm 流し釣り 船釣り ドリフト
ボート カヤック SUP スタンドアップパドルフ ィッシング パラシュートアンカー ゴムボート アンカー
選んだポイントは
安い！
回収用のブイ付き！
この２点。
取り付ける位置は
先っぽorお尻！
これは基本中の基本なので覚えておきましょう。
理由は、
危ないから。
なぜ危ないのかと言うと、
船体の途中にアンカーを結ぶと
船の真横から『グンっ！』
ってアンカーに引っ張られる様な状態になります。
そうなると
波も真横から受けてしまうので
転覆の危険性が高まります。
設置の際は必ず先っぽかお尻に取り付けましょう。
アンカーの固定器具
今回使用したアンカーを固定するアイテムは
こんなやつ。
カヤックに一つ取り付けてるので
残りの一つをスポーツパルに取り付けます。
類似品↓
こんな感じでステンレスネジでトランサムに固定。
と言うのも前回スポーツパルのバウ側（先っぽ）に
シーアンカーを付けてみたのですが、
割合回収が面倒だったのでお尻に付け替えました。
さらにはサイドフロートも邪魔だった。
と言う理由です。
バウ側であれば
船外機に絡まない
と言う理由で取り付けたのですが、
実際お尻側でも全く問題なかったので
今後はお尻で運用していきます。
バッチリアンカーが効いて
とても釣りがしやすかったです。
今回購入したアンカーにはメインロープが付いてなかったので
適当に太めのロープを取り付けたのですが、
別の使い方があったのかもw
メインロープは回収ロープより短く設定しましょう。
回収する時はブイの付いている黒いロープを引っ張ります。
この回収ロープが付いている事で
パッと開いたアンカーの先っぽを引っ張る形になるので
回収する時に無駄な力を入れずに済みます。
取り付ける際の注意点
おさらいです。
アンカーを取り付ける時に気をつけなければならない事。
・先っぽかお尻が引っ張られる様に短いメインロープを取り付ける。
・アンカーが色々な方向に動くので、船外機のプロペラや
釣りの邪魔になる位置にロープがきてしまう事を想定して取り付ける。
・回収する時は手がビシャビシャになるのでタオルを用意する。
ちなみに何でこんな記事になったかと言うと
この日は何も釣れなかったからぁ〜www
それではみなさん、どこかの海でお会いしましょう♪