潮干狩りに行ってもなかなかアサリなんて落ちてない
マテ貝を採りに行っても全然採れない。
そんなこんなで偶然出会ったのが
【キヌタアゲマキ貝】
下手なうちはゲーム性もあって
食べても美味しいので試してみては?
キヌタアゲマキとは
分類:軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目ニッコウガイ超科キヌタアゲマキ科キヌタアゲマキ属
生息域:海水生。房総半島以南。台湾、中国大陸南岸。
潮間帯下部〜水深20メートルの砂泥地。
✔︎流通上では見ていない。
✔︎非常にローカルな食材。
✔︎潮干狩りなどでとれる。
こんな貝狙ってる人見た事ある?
てかこんな貝見た事ないでしょ普通。
生息域が房総半島以南って事は
かなり広い範囲で採れるという事でしょうか。
愛媛の海岸で初心者でもふつうに採れました。
キヌタアゲマキ貝の採り方
この日の条件:大潮の干潮でかなり潮が引いている状態
道具:シャベル・バッカン(貝の入れ物)
カンピはいつでも遊べるように携帯用の多機能シャベルを車に積んでます。
いざという時便利ですよ
キヌタアゲマキを見つける方法
これが意外と簡単でとっても楽しいw
海岸に行って目を凝らしていると
こうやって
穴が二つ並んでいるところがあります。
穴の間隔は5cmぐらい
2つでワンセットの穴
通称【二つ目】
これをまず探そう!
この穴を見つけられたら100%奴はいます!
堀り方
穴が2つありますが、
大きい穴と小さい穴があります。
シャベルを構える向きは
『小さい穴の方から大きい穴へ』
構えたら穴の下めがけて
一気に掘る!!
そうすると潮がピューって飛び出ます。
これで間違いなくキヌタアゲマキがいるサイン👍
ワンポイントアドバイス
二つ目の下に貝がなかったら
掘った穴の壁部分を見ると
さらに横穴が空いている事があるので
そっちに掘ると貝がいます。
食べ方
今回は得体のしれない状態で調理する事になったので
無難に火を通す事に。
まずは砂抜き
30分ほど塩水に浸けます。
フライパンにそのまま並べて
中火で炒めます。
2分ほどすると殻が外れてきますので
塩こしょうを少々
バター 1かけら
醤油を少々
合計8分ほど炒めたら
いい感じで水分が飛んで
美味しく仕上がりました
それ以外にも
味噌汁に入れたり
刺身にしたりと
貝の濃厚な味わいがしっかりしていて
歯ごたえもバツグンですので
パスタに入れたり
バラエティーに困らない食材だと思います。
動画でまとめてます