はじめての魚群探知機(魚探)を探していると最終的に
HONDEX(ホンデックス) 対 GAMIN(ガーミン)になってくると思います。
カンピはこの2択で悩んだ末、機能性と利便性を考慮し
HONDEXのPS-501CN という機種に落ち着きました。
6年以上使っていますが、今でも満足して使い続けられています。
現在上記の機種は廃盤となっているのですが、後継機が販売されています。
HONDEX PS–611CN
さらにグレードアップされてましたので、この商品をおすすめする理由とガーミンとの比較を記載します。
ガーミンもすごく良い商品なので最終判断の材料となれば幸いです。
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カヤックやボートで魚群探知器が必要な理由
魚探の購入自体を悩まれている方はご確認ください。
魚探でどんな事ができるのか?
魚影の確認
ソナーを使って魚の反応が画面上に映し出されます。
魚影が確認出来るので小さな真鯛1匹の反応でも大きな群れの反応でも
かなりの精度の高さです。
仕掛けを追いかけてくる様子もわかるので
見ているだけでもドキドキしますよ。
周波数の違い
周波数には主に低周波と高周波に分かれています。
今回紹介する魚探は77kHzと200kHzの周波数を使用しています。
77kHzは低周波
特徴 : 深く広範囲
深場の調査に優れていますが、反面情報は荒くなります。
星空全体をボーッと観ている感じ⭐️
200kHzは高周波
特徴 : 浅く狭く
ピンポイントでより細かい情報を収集出来ます。
お月さんをジッと観ている感じ🌕
目安としては80m以下の水深であれば精度が高いです(カヤックで攻める地域であればカンピの場合十分です。)
海底の地形を見る
今いる場所の地形の変化(海中のデコボコや海藻の有無)が確認出来ます。
これにより急激な水深の変化があれば、そこはプランクトンが集まりやすかったり魚たちの隠れ家になっています。
その為、それらの生き物を捕食する為にターゲットの魚が付いていたり
青物の通り道になっていたりするので釣果アップにつながります。
位置情報を使う
魚がいるポイントを効率良く攻める為に必要になります。
ポイントマークの活用
魚探にはそれぞれポイントマークの機能が付いています。
実績のある場所や気になる場所にマークをつけて自分の位置を確認しながら
同じ場所を再び攻められます。
スピードの確認
潮流や風で自分がどの方向にどれぐらいのスピードで流れているのか把握します。
自分の流れ方を確認したら、攻めるポイントの上流に位置取りして、効率良く・的確に仕掛けを落とす事が出来ます。
また流され方を把握する事で、潮の変化にも敏感になります。
潮流が反転する時などは釣果が上がる絶好のタイミングなので潮見表では分からない
現場のリアルな変化に対応出来ます。
HONDEX PS-611CN
おすすめのHONDEX PS-611CNの製品を簡単にご紹介します。
製品概要
5インチワイド液晶
周波数 200kHz
水深表示 0〜150m
本体サイズ 横幅173mm×奥行き191mm×高さ173mm
本体質量 約0.7kg
HONDEX PS-611CNのおすすめポイント
本製品の便利だと思うおすすめ機能を5つピックアップしました。
順番に紹介していきます。
便利機能その1:乾電池8本で動く!!
単三乾電池8本で約8時間連続使用が可能
バッテリーと比べて配線が減るのでスッキリします。
設置場所も自由に選べますので使っていて配置が気になれば移動も簡単!!
便利機能その2:フィッシュマーク表示
魚の反応🐟とそうでない反応を自動的に識別してフィッシュマーク🐟が表示されるので、初心者には非常にありがたい。
視覚的に魚の反応が分かる事に加えて、『ピピッ』とアラーム通知機能も搭載されているので移動に専念している時にも音で知られてくれます。
どちらの機能もオン・オフで切り替えが可能です
便利機能その3:GPS機能に加え全国地図が内臓されている!!
GPSの機能により、自身の位置情報を表示させられます。
本機種では全国地図が表示出来る←カンピの保有しているホンデックスからのグレードアップ機能
カンピのホンデックスは白地図なので海岸線との距離感がイマイチ分からないので、
地図表示が出来るのは非常にありがたいです。
さらに、グレードアップ機能として魚探と地図が同時表示出来るようになっていました!
便利機能その4:マーク・航跡のセット
マーク記憶点数 1,000箇所
航跡記憶点数 16,000点
釣ったポイントや気になる場所など地図上に設置出来ます。
マークまでの最短距離でナビゲートも表示出来る
さらにカーソルをポイントに合わすと、登録した日時、水深データを表示出来る!(グレードアップ機能)
便利機能その5:画面左上の潮見表&時計表示
位置情報を基に自動的にその海域の汐見表が画面に表示されるので、スマホわざわざチェックしなくてもいいです。
それぐらいって思うかもしれませんが、竿を握っていたり、パドルを握っていたり、カヤックの上では何かと忙しいのです。
画面に欲しい機能が同時に表示されているのって実はかなり便利なんです!!
コスパに優れたGARMIN(ガーミン)
カヤックやゴムボートでの入門用魚群探知機としては値段がどうしても気になります。
ガーミン ストライカー4
こちらの商品はコスパに定評があります
ガーミンおすすめポイント
・値段の安さ!!(ホンデックスの1/3程度の価格)
・周波数が2種類なのでより海中の詳細な情報が取れる
・利用者の満足度が高い!!(安心してご利用になれます)
ガーミンダメなポイント
■バッテリー駆動の為、外部接続の手間が増える
■白地図(海岸線などの表記がない)
■日本語表記がない(慣れれば問題ないかな)
■画面が小さいので同時表記は少し見づらい
画面のサイズを少し大きくしたい方は
ガーミン ストライカー4 プラス
製品概要
画面サイズ 4.3インチ
サイズ(mm):W98×H174×D45
⭐️QUICKDRAW Contours(自動等深線作図機能)搭載
移動した場所の等深線を自動的に作成してくれるので戦略が練りやすい
なぜガーミンを選ばなかったのか!?
ガーミンストライカー4は安くてとてもいい商品なのですが、
カンピが選ぶ事はございませんでした
それは以下の理由です。。。
- バッテリーの事を考えたくなかった。
- 画面が小さい
- 汐見表や時計表示など細かな機能が物足りない
解説していきます。
これが最大の理由・・・
バッテリーの事を考えたくなかった!!
乾電池8本で使える魚探は初心者にとってハードルがかなり下がります。
乾電池駆動のメリット
- 乾電池はどこにでもある
- 配線がない
- 設置が簡単
- 充電が簡単
バッテリー駆動のデメリット
- バッテリーの防水加工
- バッテリーの配置場所に困る
- バッテリーを家に忘れる
- バッテリー単体充電
などなど。
使い始めはもちろん、使い続けている際にも乾電池の方が圧倒的にトラブルが少なく
いざトラブルが起こっても臨機応変に対応が可能です。
なお、乾電池はパナソニックのエネループを6年以上使い続けています。
信頼のエネループ(充電式)単三乾電池
この買い方が最安値!自信ありですw!
(色々な組み合わせを調べましたが楽天とAmazonが混じりますが一番安く手に入ります。)2020年2月16日現在
乾電池は楽天
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充電器はAmazon
未だに8時間以上余裕で動いてます。
買い換えも一切していませんので安心して長く利用出来ますよ。
第2の理由
画面が小さい問題・・・
カヤックの上に設置する時は自分の周りにロッドや仕掛けなど近い場所にはよく使う道具を置きたいですし、
ロッドを振り回しますので少しでも障害物は減らしたいです。
ですので、あまり触らない魚探は少し遠いところに設置したいので
大きくて見やすい画面が必要になります。
第3の理由
細かな機能が物足りない・・・
先ほど紹介したHONDEX PS-611CNの便利機能の通り、ガーミンにはない細かい機能がホンデックスには搭載されています。
情報が多ければ多いほど釣りを有利に勧められます。
ガーミンの画面表示情報はシンプルなのでスマホを取り出して確認する手間をカヤックフィッシングでは減らしたいのです。
まとめ
ホンデックスとガーミンを選ぶ選定基準は
お値段と機能性です。
値段だけを考えれば
ガーミン ストライカー4を選びましょう!!
購入しても後悔しないスペックです。
使うのが簡単で機能が充実していて後々満足したいなら
ホンデックス PS-611CNを選びましょう!!
少しお高くなりますが、100回以上の釣行で共にしているので
約45,000円 ÷ 100 = (1回の釣行)450円
非常に丈夫な商品ですので、この単価が日に日に下がって行きます。
ガーミンストライカー4
約15,000円 ÷ 100 = (1回の釣行)150円
この300円の価値をどう見るか。
カンピは迷う事なくHONDEXを選びますw
これ以上のスペックを魚探に求めると突然倍以上の値段になります
最初に買う魚探としては非常に優秀ですので、
人より少しいい物をの方は
HONDEX
財布の事情がある方は
GAMIN
です。
最安値のリンク貼りますので確認してみてください。
おすすめの付属品
最初は別に『なくてもいいだろう』と思い
フードは使っていなかったのですが、
直射日光が当たると反射して全く見えません。
試しに買ってみたらそんなイライラが解消されました♪
落ち着いたらこちらの商品も合わせて利用する事をおすすめします
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